「短時間正職員制度」スタート

―正職員の待遇で短時間勤務を希望する医師の方、手をあげてください!―

育児のため、親の介護のため、勉強のため――さまざまな理由で短時間勤務にしたい。でも、正職員としてのキャリアは継続させたい。そんな医師の皆さんのために、三井記念病院では、病院としてはまだ珍しいといえる「短時間正職員制度」をスタートさせました。

総務人事課 シニアマネージャー
柿沼 俊行

「フルタイムの正職員」しか雇用しない硬直的な考え方からの脱皮を図る

医師の「短時間正職員制度」がつくられたきっかけは、看護師さんへのヒアリングでした。30代の方の離職率が高い原因を探るべく調査をしてみると、出産や育児を理由に辞めている。しかも、突発的に起こる子どもの体調不良などのために、同僚たちに迷惑をかけたくないといった配慮からで、決してわがままな理由ではありませんでした。

そんな折、健診センターで医師を募集した際に応募してくれた女性医師から、「正職員枠で応募したが、子どもが小さいので勤務の仕方を考えていただけないか」といった相談をされ、看護師だけでなく、医師はもちろん、あらゆる職種に対し、正職員のまま多彩な働き方ができる環境を整えていく必要があることに気づいたのです。

時代は、少子高齢化。将来を見据えた労働力の確保はわれわれの使命で、そのためには、「フルタイムの正職員」しか雇用しないとする硬直的な考え方、さらにいえば、雇用者主体の考え方しかしていなければ、世の中から受け入れられなくなるのではないかとの危機感を抱きました。

そこから、短い時間でも当院をメインに懸命に働きたいと思う人材を正職員として雇用することも考えようとの議論が始まり、一連の話し合いの中で医師の「短時間正職員制度」がつくられた次第です。

健診センターや特別養護老人ホームでも短時間勤務の医師の活躍を期待

当院の正職員の医師の勤務時間は原則、午前8時30分から午後5時(昼食1時間除く)までの7時間30分。基本、週5日勤務です。短時間正職員は、それぞれの事情に合わせて、7.5時間を6時間にしてもよいですし、週5日勤務を4日勤務にしてもよいといったフレキシブルな働き方ができます。

当院では、健診センター(当院に隣接したビル内)や特別養護老人ホーム「三井陽光苑」(東京都江東区)を運営しており、特にこの2施設においては、短時間勤務の医師が活躍できるのではないかと期待しています。現在、健診センターの医師はほとんどを非常勤医師でまかなっていますが、短時間正職員の医師に常駐してもらえるようになれば、健診のレベルのばらつきもなくなりますし、疾患が見つかったときに当院への橋渡しもスムーズに行われるでしょう。

院長のもと執行部の賛同を得て成立
病院をあげて多様な働き方を支援する

たとえが女性医師ばかりになりましたが、当然、同制度は男女のどちらにも利用いただきたいと思っています。介護や育児を女性だけが担う時代ではなくなりましたし、われわれが想定できない理由で、ある時期、短時間で働きたいと思うこともあるはず。そのときには、ぜひ、当院の制度を思い出してください。短時間で勤務していても、不要になれば、フルタイムの正職員に戻る道もあります。そうしたあたりも柔軟に対応していくつもりです。

また、短時間で働くにあたり、職場での風当たりを心配される方もいるでしょう。しかし、ご懸念には及びません。「短時間正職員制度」は髙本院長のもと執行部の賛同を得て成立したもの。病院をあげて同制度を盛り立てていこうとしています。

時間が限られているので、人一倍のプロ意識は求められると思います。さまざまなライフイベントに遭遇しても、しっかりしたキャリアパスを築きたいと考える医師の方々に、ぜひ「短時間正職員制度」を利用して、自らが望む医師人生を歩んでいただきたいと願います。

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柿沼 俊行 (総務人事課 シニアマネージャー)

柿沼 俊行総務人事課 シニアマネージャー

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