脳神経外科スタッフを募集します
卒後10年以内(要相談)の脳神経外科医員を1名募集します。
脳神経外科医は生涯、脳神経疾患全般・全身疾患の先端知識・治療法の習得と脳神経外科の手術手技の熟達のため飽くなき日々の研鑽が求められますが、以下のように三井記念病院ではそのいずれもが可能な環境が整備されております。こうした医療環境を貪欲に利用する気概のある若手の脳神経外科医(脳神経外科専門医取得後)を募集します。
勤務は月曜から金曜までは原則(当然応召義務はあります)8:30から17:00まで、土曜は8:30から12:30まで、月4回脳神経外科当直(平日のみ)、月3~4日宅直(オンコール)をしてもらいます。休暇等につきましては、募集要項をご覧ください。
三井記念病院脳神経外科の特徴
三井記念病院 脳神経外科の診療体制、特徴等につきましては、こちらもご覧ください。
脳卒中に対する治療(脳動脈瘤コイル塞栓術・脳動脈瘤頚部クリッピング・内頚動脈ステント留置術・内頚動脈内膜剥離術・頭蓋外動脈-頭蓋内動脈バイパス術・血栓回収術・tPA静脈注入等)、悪性・良性脳腫瘍に対する治療、顔面けいれん・三叉神経痛・舌咽神経痛に対する微小血管神経減圧術、その他正常圧水頭症(脳室腹腔シャント術・腰椎腹腔シャント術)、頭部外傷に対する治療を行っています。脳血管内治療は、ハイブリッド手術室(全身麻酔下手術)、脳血管撮影室(局所麻酔下手術)が使用できます。微小血管神経減圧術は2017年は155件と日本一の手術件数であり、当院の一大特徴となっています。大部分の開頭術に際しては、術前に神経放射線検査(MRI、CT、DSA、SPECT等)を吟味し、手術ナビゲーション・術中蛍光血管撮影・術中神経機能モニタリング(経頭蓋・硬膜下刺激MEP、SEP、VEP、下位脳神経モニタリング、顔面刺激等)を駆使し手術を行います。基本的に、主治医が最初から最後まで執刀する方針を取っています。病理常勤医が3人おり、術中迅速診断や各種免疫組織学的病理診断が可能です。悪性腫瘍に対する化学療法・放射線治療が院内で可能です(サイバーナイフは別)。三井記念病院は循環器内科・心臓血管外科が有名で、内科や耳鼻科等との横の連携が強く他疾患の合併があれば併診してくれるので、きっちりとした全身管理ができます。
脳外科当直室には練習用顕微鏡(松電舎AFN-405)が常設され、10-0ナイロン・時計鑷子・マイクロ剪刀が準備してあり、バイパスの縫合は無料で練習し放題です。
火・木曜は手術日で、同時に2つの手術室が使用可能で毎週2~4件の脳外科定時手術、週1~2件の臨時手術が行われます。
院内カンファレンスは週2回、薬剤・手術器械説明会は週1回、5病院カンファレンスは年10回参加しており、自分の治療を客観的に見直す機会が常に設けられています(5病院はJCHO 新宿医療センター、東京警察病院、東京逓信病院、都立墨東病院、三井記念病院)。
学会・論文発表の推奨
脳神経外科医は日々の臨床が大事なことは言うまでもありませんが、他方、充実した脳神経外科医として生涯活躍するためには、コンスタントな学会発表や論文発表も重要と考えており、科全体でバックアップします。学会発表する際は年5回まで、発表しない場合も年1回までは病院から交通費・宿泊費(上限あり)が支給されます。学会で発表する場合は(口演でもポスター発表でも)、学会参加費を脳外科研究費から支給します。
三井記念病院のロケーション
三井記念病院は、秋葉原駅から歩いて6分、上野・浅草・銀座まで自転車で気軽に行ける都内でも唯一無二の絶好のロケーションを有し、2009年に都会型の高層病院に建て替えられたばかりの大変美しい病院です。現在は脳神経外科専門医4人で月70%強の当直率ですが、将来的に脳神経外科5~6人・脳神経外科連日当直体制を目指しており、新進気鋭の先生が当院に勤務されることを期待しています。
エントリー方法
当院での勤務の希望があれば、部長の中口に直接メール(hnakaguti@mitsuihosp.or.jp)もしくは脳神経外科 医師 募集要項からエントリーしてください。
一緒に楽しく働きましょう。