病院の取り組み

内科の研修なら初期も専門も三井記念!
―さて、それはどうしてでしょうかー

POINT 1 研修後は、“いっぱし”のジェネラリストに

将来、専門に、循環器内科や消化器内科を選んでも、最後に「内科」とつくのですから、我々が内科医であることに変わりはありません。内科医である以上は、ジェネラルで一般的な疾患を幅広く診る必要があります。

そこで、当院の内科研修においては、初期・専門研修を通して全身管理の実践を意識し、内科各科が連携しながら、内科医としての素養をしっかり身につけられる研修を行っています。

今でこそ、内科各科が縦割りになっていますが、つい2~3年前まで、「内科」という大きなくくりの大教室制をとっていました。そのなごりで、各科の垣根が低く、相互に相談しやすい雰囲気であるため、そうしたことも可能なのです。

当院の内科研修では、「どこに出ても“いっぱし”のジェネラリストとして通用する医師の育成」を、最終的な目標にしています。

POINT 2 「指示」はしません。「指導」をします!

もちろん、研修医に相談されるケースは多々あります。「こういう病気の人が入院してきた。どうすればいいですか?」と、いきなり答えを求められる場面も。しかし、内科の指導医たちは、すぐには答えを言わずに、まず、「先生の考えを聞かせてください」と返します。

答えを言うのは簡単ですが、それでは指導医の方針が単に伝達されて終わってしまうわけで――。「ああしとけ」、「こうしとけ」は、単なる指示であって、指導しているうちには入らないと思います。多少遠まわりであっても、まず研修医自身に考えさせ、そのうえで行き詰まり、助けを求められたときは、ヒントとなるようなポイントや、自分の所見を伝えてみる。指導医からの一方的な指示にならない、双方の意見交換をすることを、とても大切にしています。

ひとりの医師として、「もし、自分がこの患者さんを担当したならば、どう診るのか」を常に考えられるような、技術の修得とともに責任感を育てる指導も心がけています。

POINT3 初期研修医でも全身管理ができるように

当院では、内科でも全身管理を非常に大切にしています。研修で人工呼吸器のついた患者さんなど、救急救命に近い全身管理が必要な患者さんを受け持つ機会が与えられ(初期研修医であっても、重症の心不全の患者さんを受け持つ機会などもあります!)、全身管理をきっちりと教えますので、侵襲的な処置や手術に近い処置をしたときに、予期せぬ事態が起きたり、急変したとしても、慌てずに対応する実力が身につきます。個人的には、重症の患者さんをどれだけ診られるかが内科医の実力の大きなひとつだと考えています。

POINT 4 10年後に「当院で研修して良かった」と言わせる自信があります!

よく初期研修や専門研修が終わった段階で、「この病院は良かった」、「あの病院はちょっとイマイチだった」と言う人がいますが、私は、本当にその病院の研修が良かったのか、悪かったのかは、たぶん10年たたないとわからないと思っています。

私は、かつて当院で研修を受けました。当時は、あまりの忙しさに音を上げていました。しかし、10年たった今、若い医師はもちろん、患者さんにも頼りにされる医師になってきていると感じます。振り返れば、当院でがむしゃらに研修をし、鍛えられたおかげだと実感します。

私は、当院の内科で研修を受けてくださった医師に、10年後には「三井記念病院で研修して良かった」と言わせる自信があります。背負ってきた苦労は、そのまま、自分の自信につながり、将来を切り拓く力となります。そんな力を持ちたいあなた、お待ちしています。

 大木  隆正 (消化器内科 科長・内科 医局長)

大木 隆正消化器内科 科長・内科 医局長

職歴

2001年
東京大学医学部附属病院 内科ローテーション

2002年
三井記念病院 消化器内科 医員

2004年
東京大学医学部附属病院 消化器内科 大学院生

2008年
杏雲堂病院 肝臓科 医員

2009年
三井記念病院 消化器内科 医長

2017年
三井記念病院 消化器内科 科長

2018年
内科 医局長(兼任)

 

学歴

2001年
群馬大学医学部 卒業

2004年
東京大学医学部大学院 入学

2008年
東京大学医学部大学院 卒業 医学博士取得

 

受賞歴

2006年
第36回肝臓学会東部会 最優秀演題賞

2007年
APASL(アパスル)Young Investigator Award

2008年
APASL(アパスル)Best Poster Award

2014年
ベストトクターズ社ベストトクターズ2014-15選出

2016年
APASL(アパスル))Young Investigator Award

2018年
ベストトクターズ社ベストトクターズ2018-19選出

代表論文

Obesity Is an Independent Risk Factor for Hepatocellular Carcinoma Development in Chronic Hepatitis C Patients Clinical gastroenterology and hepatology (CGH) Volume 6, Issue 4, April 2008, Pages 459–464

Visceral fat accumulation is an independent risk factor for hepatocellular carcinoma recurrence after curative treatment in patients with suspected NASH Gut Volume 58, Issue 6, January 2009, Pages 839-844

CT With Hepatic Arterioportography as a Pretreatment Examination for Hepatocellular Carcinoma Patients: A Randomized Controlled Trial The American Journal of Gastroenterology (AJG) Volume 108, April 2013, Pages 1305-1313

他多数

 

所属学会

日本内科学会

日本消化器病学会

日本消化器内視鏡学会

日本肝臓学会

日本門約圧亢進症学会

日本肝癌研究会

日本超音波学会

 

認定医・専門医

内科認定医

肝臓専門医

 

専門領域

肝がんの内科的治療

ラジオ波焼灼療法

肝動脈塞栓術

肝動注療法

肝がん全身化学療法

肝がん定位放射線治療

肝炎の治療

肝硬変の治療

  • 三井記念病院TOPページヘ
  • 求人一覧
  • お問い合わせ

ページの先頭へ